2019年11月01日
スーツや着物で葬儀に参列する際のマナー
社会人として覚えておかなければならないマナーはいろいろあります。そのひとつが、冠婚葬祭に関するマナーです。特に葬儀に関するマナーは、社会人として仕事上の関係で参列する場合が多くなるので、恥ずかしい思いをしないよう、最低限のことを頭に入れておくことが大切です。
たとえば、葬儀の服装に関することです。葬儀には黒いスーツや着物といった喪服を着用して参列するのがマナーです。たとえば、スーツを着用して参列する場合は、男性も女性もブラックフォーマルを選びましょう。葬儀に参列の際は光沢のある素材の服はタブーと言われています。
ブラックフォーマルは光沢がない素材で作られているので、葬儀の場に適しています。男性の場合は、白いYシャツの他は、スーツはもちろん、ネクタイや靴下といった小物を全て黒い色に統一します。女性の場合も同様で、ストッキングやパンプス、バッグなど全て黒い色に統一し、パンプスやバッグなどは光沢や装飾がないものを選ぶのがマナーです。
また、着物に関しては、羽二重や縮緬といった光沢のない黒無地で、5つの紋を染め抜いたものを選ぶのが基本です。光沢のない素材のものを選び、帯やバッグなどを黒い色に統一するのは洋装と同様です。葬儀は多くの人が参列するので、恥をかかないためにも事前に服装マナーを確認しておきましょう。