2019年06月07日
葬儀の受付を任されたときに頭に入れておきたいこと
近年は昔に比べて葬儀のお手伝いを依頼されることが少なくなったものの、大規模の葬儀が執り行われるときや、どうしても人手が足りないときは葬儀の受付を依頼されることがあります。依頼を受けた時は、マナーを守って心を込めて対応するようにしましょう。
受付の仕事は参列者に記帳を促す他、香典を受け取るという大切な役割もあります。受付では金銭の取り扱いをすることになりますので、責任を持って対応することも大切です。また、受付を任されている人は、参列者から見れば遺族側の立場になりますので、遺族が恥ずかしい思いをしないためにも、身だしなみをはじめとして、立ち居振る舞いや言葉遣いなど、細かなマナーを守って参列者に接しましょう。
たとえば、受付にいるときは食べ物を食べたり、口に物を含むことは避けなくてはいけません。もちろん私語も慎んで、弔問客が受付に着いたら丁寧にあいさつをすることが大切です。ちなみに、受付を任されたときの服装は、基本的には喪服を着用します。
髪が長い女性はお辞儀をするときに髪が顔にかからないように、黒いヘアゴムやヘアピンでまとめておきましょう。さらに、受付では弔問客に様々な質問をされるシーンが少なくありません。もしもわからないことを質問されたら、葬儀会社のスタッフにすぐに確認して、正しく答えるようにしましょう。