2019年05月03日
焼香には複数の種類があることを覚えておこう
葬儀に参列するときは、頭に入れておかなければいけないマナーがいくつかあります。たとえば、焼香に関することも覚えておきたい大切な葬儀のマナーです。正しいやり方やマナーが頭に入っていれば、いざ自分から焼香することになったときも慌てる心配がありませんし、他のことに神経を使うことなく、ゆっくりと故人を偲ぶことができます。
まず、立って行う立礼焼香と、座って行う座礼焼香、粉末状の香を参列者で回して行う回し焼香という三つの種類があることを覚えておきましょう。立礼焼香は、自分の順番がきたら次の人に会釈してから祭壇に向かいます。
祭壇の前で遺族と僧侶、そして遺影に一礼します。そして右手の親指と人差し指、中指で香をつまんで、眉の間の部分におしいだきます。その後、香を香炉にくべて、遺影に合掌してから席に戻ります。また、座礼焼香は祭壇の前にある座布団に正座をして行うもので、畳を使った斎場で行われることが多い形式です。
三種類の形式があること、さらに正しいやり方と流れを知っていれば、どのような形式で行われても慌てることなく対応できます。マナー本や葬儀会社が運営しているホームページには、正しいやり方がわかりやすく書かれていますので、葬儀に参列する際は事前に目を通しておくと安心です。