2019年04月20日
一回忌と一周忌の違いと法要の意味
故人が亡くなった時に葬儀をやりますが、経験が無い人等は色々な用語を聞いても中々覚えるのが難しいです。特に多くの人が間違えるのが、一回忌と一周忌の使い方で、混同して利用してしまうケースがあります。この両者は似たような言葉ですが意味は全く異なり、一回忌は命日の事を指しています。
亡くなった命日が一回目の忌日となり、一回忌と呼ばれますので、自然と一周忌は命日から一年後の法要を指します。その後は命日から二年後に行われる法要を三回忌と呼び、次の年が四回忌といった具合に周忌を使用しなくなるのですが、これは命日から一年後の一周忌までが喪に服す期間である事が関係してきまして、その期間を過ぎた後は喪が明ける事によって、亡くなってから何年目を迎えたのかが、重要になってくるので回忌を使う事になります。
法要自体の意味も良く分かっていない方も居ますが、追善供養の意味を持っているので、亡くなった故人の代わりに生きている人達が善行を積む事を目的としています。その為、善行の気持ちを姿で表す為にも3回忌までは喪服を着用した厳粛な雰囲気で法要を行うのが通常ですが、それ以降は集まる方々の心労にならない様に地味目な服で出席しても問題無いです。