2016年12月29日
年忌法要を執り行う時のチェックポイント
親族が逝去をしてから定期的に法要を行うことがあります。年忌法要と言いますが、注意点もあるので事前に確認をしておくとよいでしょう。逝去をした年を1年目としてカウントします。もしも年末に逝去をした場合、一周忌は1年後を目安に執り行いますが、年末であってもすでに1年経過をしたとカウントをすることになるので、三回忌は一周忌の翌年執り行うことになります。三回忌は逝去をして3年目に執り行うことではありません。日本では仏教式で執り行うことが多いので、仏教式で考えた場合、三回忌の次は七回忌、十三回忌、十七回忌、二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌、五十回忌と進みます。
しかし五十回忌まで執り行うところは少ないです。逝去から50年経過をしてしまうと、故人のことを知らない人が多くなってしまうので、三十三回忌で終わりにすることも多いです。他にも一周忌の前に逝去をしてから百日目を目安に行う、百か日もあります。細かく刻んで故人を偲ぶことは大事ですが、都心部ではそんなに行うこともなくなってきています。地方に行くとこまめに法要を行うということもあります。また親族間であれば、十三回忌と七回忌を同時に行ってしまうことも出来るようになっています。
例えば、祖母の七回忌と祖父の十三回忌を同じ日に執り行うことも出来るようになっているので、その場合にはまず菩提寺に相談をしてどうするのか決めてみるとよいでしょう。その場合、お布施の金額も変わってきます。