2020年12月21日
喪主挨拶は前もって原稿を用意しておきましょう
近年家族葬というものが増えてきていますが、やはり一般的には、葬儀斎場を使った普通の葬式が当たり前となってきています。斎場では、食事の準備までしてくれるのでとても助かります。しかしながら斎場で葬式を行うためには、かなりまとまった費用がかかります。
葬式の挨拶は意外と難しいです。どんなに前もって練習をしていても、本番の挨拶では気が動転してしまうことがあります。日本では古来から長男が葬式を取り仕切ることになっています。葬式の喪主が行う挨拶は、葬式のハイライトであると称して間違いのないところです。
これは江戸時代からの伝統的な流れと言えます。江戸時代の徳川家康によって長男が遺産相続するようなシステムが確立されました。それは徳川家康が遺産相続で紛争の起きないように考えたアイディアです。長男が全て相続するようになっています。
それと同様にして長男がすべて葬式を取り仕切ることになっています。これは日本の古来からの知恵であるということもできます。葬式の喪主の果たす役割はとても重要です。喪主の挨拶は前もって原稿を書いておきましょう。
とはいえ本番で原稿を棒読みするのは感心できません。原稿は胸のポケットにしまっておいて、原稿を見ないで心を込めて挨拶をしましょう。挨拶が多少下手だとしても、それに心がこもっていれば、相手に必ず通じます。葬儀の挨拶では、慎重に言葉を選ぶ必要があります。天国に召されていった故人を尊重しつつ、感謝の思いを込めて、丁寧に一言一言挨拶をすすめます。