1年以内に行われるか1年後以降に行われるか
古くからのしきたりには、特に意味がわからないが参加するものがあります。参加するだけであればよいですが、実際にそれを主催する場になるとどうすればよいかわからなくなることがあります。できればそれらの意味を知っておくのが良いといえるでしょう。仏教に関することなどはがありますが、日本人の場合あまり宗教に関心のある人が少なく、それぞれの意味が分からないこともあります。知っていれば、どのように行えばよいかがわかります。よく言われることとして法事と法要があります。同じような意味合いとされていますが、実際には違いがあります。
僧侶にお経をあげてもらうだけの場合、さらには食事会まで含む場合があります。食事を含むのが法事になります。では年忌法要にはどんな意味合いがあるかです。こちらは1年後以降に行われることを意味します。一周忌や三回忌などがあります。一周忌は命日から万1年目に行われます。一周忌までが喪中になり、喪中に正月などを迎えるときには年賀状などを控えます。三回忌は命日から満2年目に行います。七回忌は満6年目です。三や七の数字があるために3年後、7年後と考えがちですが、実際の年数とは異なるので十分注意しないといけません。
それ以外に忌日法要があります。こちらは1年以内に行われるものになり、初七日、四十九日などが該当します。死後7週間は故人がまだ成仏されていない期間とされています。告別式が終われば終了と感じますが、実際には四十九日までしっかりと供養をしてあげる必要があります。50日が経過するとようやく忌明けとなり、日常生活も通常に戻せるようになります。忌明けまでは祝い事を行ったり参加するのは良くないとされています。それ以降は特に問題はありません。
● 参考
ルポライター川田の教える葬儀記事まとめ
www.kawadasogimatome.net
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